作画についてのメモ
666さんのところにあった2009年作画MADを見る。
今年は作画を追うことを半ば引退していたので、
見たことないものもあったりして面白かった。
以下どうでもいい俺のたわごと(というか「タイムライン系」と「演算系」の簡単な説明)
アニメってそもそもなんで絵が動くのか。
それは連続した絵を次々と見せるから
動いたように見えるわけです。
パラパラ漫画です。
アニメでは1秒に24コマのパラパラ漫画を作ってるわけです。
つまり、アニメの時間の基本単位はこの「1/24秒」になります。
単純に考えれば、デジタルビデオで歩いている人を撮って、
1/24秒ごとの画像を印刷して繋げ合わせれば、
動くよ、ということです。
ここで現在の作画についての大きな論点
「時間の区切り方」が出てきます。
例えば、
1秒間を区切った24枚の写真があるとします。
24枚にはそれぞれ最初から1から24までの番号が振ってある。
その中から8枚選んで小さい順に並べてください。
という心理クイズみたいなものがあったとしましょう。
普通に均等にもってくると
3・6・9・12・15・18・21・24
これで8枚ですね。
でも別に、これじゃなくてもいいわけです。
1・7・10・16・17・18・19・24
とかでもいい。
なんか面白い写真のカードだけ選んでもいい。
これが24枚のところをさらに10000000000枚(数学が分かる人は「連続関数」だと思ってください)
とかにしたのが、
実際のアニメーターのやってる「時間の区切り」。
本来の時間は区切られてないから、選択肢は無限にあるわけです。
じゃあ、並べ方はアニメーターが決めるとして
肝心の写真カードの方は誰が用意するの?
というとそれは演出家とやっぱりアニメーターです。
ここから所謂「演技」の話が入ってきます。
まとまらないから今日はここまで。