あいうら11話で凄いことやってる
あいうら11話。
これ!
おっと間違えました。
いや、このカットも凄いんだけど、(恐らく小木曽さん)
それよりも11話はこのカット!
動いてるんですよ、背景が!
最初、何が起こっているのかわかりませんでしたね。
背景が恐らく3段かそれ以上になっていてそれをそれぞれ動かしているのでしょう。
劇場版ウテナの動く校舎に近いですが、
あれよりも、もっとゆっくりと、しかもパースに合わせて動かしているように見えますね。
技術的には、CGガイド付きのレイアウトで背景を作って、
それをCGガイドに従って撮影で動かしているのかな?
傘もCGですし。
今はCGガイドレイアウト・写真レイアウトも多いですが、
その場合は、そのリアリティに合わせて背景自体も写真風のリアリティが高いものがほとんど。
このあいうら11話の、「絵」としての魅力を残したまま、それをCG的に動かすというのは、
まさに「ギャップ」の発想、で
劇ウテナの後継であり、出崎さんの「立体アニメーション・家なき子」の現代版ですね。
これこそ、「アニメでしか出来ない良さ」なのではないかと思う。