にゃんこい全話一気見〜中村憲由×大島ジロー×吉原達矢×小林ゆう


にゃんこいの吉原パート予想は下の方にあります。


最近全然アニメ見れてなかったので、
にゃんこい4話までと
戦う司書の1話
きるみんずぅの1話を見る。


なんというか、にゃんこいくらいは導入をやってほしい。
100歩譲って戦う司書は謎と世界観で押してくタイプとしても
キルミンは追いかけっこするまえに、
もうちょっと世界観を見せてほしかったなぁ。


というわけでにゃんこい


・1話
前述の通り、導入が上手いなぁ。
さすが川口監督というかなんというか。


導入に必要なものを即興演劇の言葉では「CROW」とか言ったりする
C=キャラクター
R=リレーションシップ(関係性)
O=オブジェクト(目的)
W=where(時と場所)


これを1話で見せきってる。
特に最近は、「目的」を1話で示せる作品のいかに少ない事か。


・2話
作画がいかにも「AIC」ってのが初見の感想。
あの金子一馬か荒木ヒロヒコかって感じのメイク良かったのになぁ。


作監は合田さん。
追いかけっこの作画のところは牧野竜一さんかな。
この二人は基本的に上手すぎる。


AICはうめつゆきのりさんも含めて、
彼らのようなベテランの実力者が
劇場作品にいかずにしっかりとTVシリーズに参加しているのが
最近のAICの安定感の要因でしょう。


・3話
コンテが鈴木卓夫さん?
またなんか凄いベテラン出てきたなぁ。
テンポのよさは抜群。
特に、主人公の食卓の場面とか、
ああポーンと次のシーンに飛ばすしてくれると非常に気持ちいい。


「ミケのための手紙を書く〜子供に渡す」
の件もいいよね。
あそこで「なんだこれは」とか「なんで猫のための」とかやってると
テンポが崩れる。
間すっとばして、渡したカットを持ってきちゃってから、
後で「GJ」って配達員に言わせることで、
テンポ良く流れていく


・4話
そして4話ですよw


まずね、中村憲由さんのコンテが素晴らしいんだと思うんですよ。
もう捲くし立てる様なカット割り。
いかにも「ミスター味っ子」出身の演出家のコンテ。
多分、演出に詳しくない人も「これは味っ子のスタッフの作ったんだよ」
と言ったら納得してくれるだろう。


中村憲由コンテの発狂っぷりに小林ゆうの発狂演技が加わると
本当に狂ってみえますなぁ。


そして、それに拍車をかけるのが大島ジローこと演出処理の中野英明。
彼は原画マンとしてハヤテ一期に参加してた時に、
勝手にメルヘブンのキャラとか出してた人。


他にも藤本ジ郎さんと組んでタクティカルロアでも活躍してたはず。
藤本ジ郎さんと大島ジローさんはなんでも同じ野球チームとか。


そんなわけで今回モブに「咲」のキャラが居まくるのはこの人の仕事でしょうw


そして質問も来ていた吉原達矢パート


いや、どうみても、
先輩が階段走って教室に来るところ〜水野がくる直前まで
でしょう。
先輩の部屋でのドンパチはおそらく細木隆浩さん。
リボーンの初期話数(30話だったかな?)で
効果線付きのはっちゃけた作画をしていた人。


いや、これで高橋朝雄御大が金田伊功追悼のためにあの作画をしていたとしても
俺はなんと責任も取れませんが。
最後に爺が部屋に入ってくるあたりが高橋朝雄御大かもしれません。
まったくの勘です。