舞乙15話


舞乙HIMEにおいて一番異色の回
いや、舞シリーズにおいて一番異色な回がこの
舞乙15話だ。


いつもここで「あれ?」って思う。
舞シリーズのスタイルと違うというか。
舞シリーズが少女漫画的なものを強引に男性向けの領域に引っ張ってくる
スタイルを基本にしているのに対して、
この15話だけは、きちんと少女漫画をやろうとしているように感じる。


まあ次の16話ではいかにもな舞シリーズの感じに戻ってて、
「15話であんだけ少女漫画っぽいやりとりしたのにツンデレで処理かw」
っていうのが、逆に面白い。


セックスするかしないかまでいって
安い女だなって言われて、
その上であのいかにもアニメちっくな憎まれ口の叩き合いっていうのも
いいじゃないか、と



15話の絵コンテのよこた和さんは
ターンエーガンダムの名エピソード「ローラの牛」の
コンテを担当した演出家


渡邊哲哉さん(ローラの牛の演出処理)の担当話数の舞乙13話と並んで
舞シリーズの懐の深さを示す話数ですね。