神のみぞ知る世界4話


うお、おもしれえ
もう今期はこれはいいかなって思ってたのに、
面白いじゃねーかw


4話にして「パターン」を外してくるのは
スタドラでも使われた手法。
4・5話の重要性というのは明らかで、
例えば谷口悟朗なんかも

濱川 おおまかなシリーズ構成っていうのはその合宿で決めたんです。実際は脚本家の方がするんですけども、それもほとんど谷口さんが作ってくれたのも同然でした。そのシリーズ構成の仕方もとにかくすごいなって思いました。観てる人は多分4話ぐらいであきてくるから、なるべく4話か5話くらいで目を引く話を入れないといけない、とか。

http://www.aya.or.jp/~shuzilow/HA/DATA/shuzilow4.html


確かにソルティレイは5話で水着回が来ましたし、
同じく谷口がプロデューサー的に関わった「舞HIME」においても
4話で下着回をやっている。
谷口絡みだとあとはスト魔女一期の4・5話も意識的でしたね。


もっとも4・5話にアクセントを入れるのは谷口に限った事では無くて、
名作といわれるアニメでは大抵やってること。


エヴァではシンジが逃げ出して戻ってくるのが4話
ウテナでは「演出革命(by細田守)」が起きるのが5話
カレイドスターでソラが帰ろうとしたのも5話


神のみぞに話を戻すと、
こういうアクセントの回がきちんと監督コンテなのが良いよね。
脚本家もエロゲ業界出身者にやらせたりとか。


Bパートのゲーム内の描写を見ると、
「ああ、エンジェルビーツってやっぱりゲームっぽさを感じるように作られてたんだなあ」
って思ったり。
ゲーム内の世界をああいう風に表現するのは結構難しくて、
「ゲーム世界」と「現実世界」をしっかりと描き分けないと
非常に平坦なものになってしまう。


最近だと大沼さんをはじめとして「本当のゲーム画面」を使う演出が増える中、
そういうのを使わずに、「アニメとして」ゲーム内の世界を表現したのは
さすが高柳監督、という感じ。
高柳監督の十八番である「歌」も来たしねw