昨日何人かと話して再確認したこと


やっぱり、演出というのは大事なんだな、ということ。
なぜ俺が「まどかマギカ」を楽しめないかといえば、
「ストーリー」とか「設定」とか「企画」とかそういうんじゃなくて、
もう単純に「演出」もっというと各話の質の問題だったんだ。


そう、良く考えてみれば、3話までは割と楽しんでたはずなんだ。
大量のマスケット銃ガンカタしてた頃の「まどかマギカ」は
楽しかった。
別にキューべーとか魔法がなんなのかとかどうでも良かった。


でも、4話以降の演出にはそういう力を感じない。
結果、本来はどうでも良かったはずのところの
「キューべーとは」とか「魔法とは」とかそういうところに目がいってしまい
楽しめなくなる。


いずみのさんの話してて「まどかは舞HIMEと変わらない」って言われたんだけど、
大筋ではそうかもしれない。
でも、舞HIMEというのは各話が非常に面白かった。
単純に言えば演出家に力があったし、
作画もその演出に応えるだけの力量を発揮をしていた。


「4話」で「長井龍雪」に「パンツ回」をやらせている、という時点で
舞HIMEはやはり非常に良く出来たアニメなのだ。


「王道」「お約束」であることと、
「面白い部分を際立たせられるか」はまったく別の事象であり、
前者はあくまでも手段であり、
「アニメとして面白く出来るか」
「面白い部分を存分に発揮できるか」
という目的が達成されなければ何の意味もない。