キルミーベイベーを見ていると時間が長く感じる現象は


キルミーベイベーを見ていると時間が長く感じる現象は、
視聴者が「フロー状態」になっているためではないか、という仮説に至った


フロー状態とは、
心理学者であり教育学者であるミハイ・チクセントミハイが提唱した
人間の精神状態の一つである。


wikipediaをそのまま引用すると

フロー (英: Flow) とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態。


フロー状態の一番分かりやすい自覚現象は「時間感覚のゆがみ 」といわれている。
つまり長時間の出来事を早く感じたり、あるいは瞬間の出来事を長く感じたりするということだ。


「面白いアニメを見ていたらいつ間にか時間が過ぎていた」
あるいは
「今か今かと始まるのを待っていると、全然時間が経たない」
というのは
どちらもフロー体験である。


上記のような「時間が早く過ぎる面白いアニメ」というのは多い。
これは感覚的にもわかりやすい。
だが、キルミーベイベーでは
「時間がゆっくり流れているように感じる」
しかも、退屈なわけではない。
むしろ
「まだAパート終わっただけなのか」
アイキャッチで我に帰るような感覚すらある。


これはフロー状態にあると、少なくとも俺はこのアニメを見ている間は
「フロー状態」であったと思う。


では、なぜ「時間の歪み」が普通とは逆方向に出ているのか。
ここがこのアニメの魅力を解明する非常に重要な論点になるんじゃないかと思っている。


明日は休日出勤確定なので、今日はこんなところで。