プロダクトなんとか

666さんの
http://d.hatena.ne.jp/n_euler666/20090524
から


アニメで現実の商品が出てくる事はそんなに珍しいことではない
例えばルパン三世の愛車とか次元のタバコとか
実際「このタバコは次元の吸ってるタバコなんだぜ」
とか言ってペルメルを吸ってる奴もいる。


タバコに関してはまとめたブログも見つけた
http://caim53.blog80.fc2.com/blog-date-20070921.html


タバコの場合はキャラのマッチングで拘ってる場合と
とりあえず有名なマルボロ・マイセン・ハイライトあたりにしてるのの差がはっきりしてて面白い。
設定無視して適当にタバコをマルボロにしちゃったアニメーターもいるだろう事も
簡単に想像できる。


あるいはやたらと映像で人気のスクーター「ベスパ」
アニメだとフリクリとか銀魂とか灰羽とか。


あとスクーターといえば「ガイキングLOD」もそう。
ガイキングローマの休日パロ回はバイク雑誌にも取り上げられたそうな
http://74.125.153.132/search?q=cache:_rNxX9E3adsJ:blog.riorio.chu.jp/%3Fmonth%3D200610+%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%80%80%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF%E9%9B%91%E8%AA%8C&hl=ja&ct=clnk&cd=1


そんなわけで、アニメに実在の商品を出す事自体は昔からあった事。


そもそも、ギリギリ玩具販促用のロボットアニメを観てた世代としては
「アニメに出てた商品を買いたくなる」というのは
至極当たり前で、何を今更という感じがしなくもない。


ただ00年代になって、いわゆる玩具販促アニメ・特撮がなりを潜めていた、
というのは確かな事だろう。
子供の頃から「アニメによる販促」によって調教されてきた現在のオタクの中心の世代や
「アニメによる販促」に免疫のない中高生が
ヘッドホンやらギターやらに飛びついてしまうのも無理は無い
俺もフリクリ見てベスパほしくなったしなぁw



 玩具販促アニメと666さん言うところの「プロダクトプレイスメント」との関係は、
666さんのところのコメントにも書いた通り、サンライズの「ギアス」「ソラカケ」に注目するのが良いでしょう。
エルドランシリーズの各話演出家・谷口の「ギアス」
勇者シリーズの制作デスク・APの古里率いる8スタの「ソラカケ」
まあ勿論偶然ではありません。サンライズはそもそもそういう会社です。


まあそんなわけで、京アニのやってる事はまったく新しくないが、
時流と小物設定の細かさがたまたまピタッと合致した、というところだろう。


(「ノーマーク爆牌党」の鉄壁保言うところの「流れ」が今の京アニにあるのは間違いない。)