異世界の聖機師4話

やっぱり面白いなぁ。
今回は演出処理にカレイドスターから平池芳正がゲスト?参戦
ソルティレイでAICとは組んでたしね。


宇宙をかける少女とは逆に、
狭い舞台の中で、世界の広さを表現している物語は
梶島正樹の真骨頂ですね。
政治的な背景が全部は見えないからこその広がりというか、
見ている者に想像させる事で広さを表現している。


梶島は「僕たち」と「セカイ」との間を
膨大な裏設定で埋めることで繋ぐことに成功した、
そういう意味では反=セカイ系でかつエヴァの系譜なのだろう。

内容的には
黒幕っぽいユライト先生がちょっとマヌケだったり、
悪役っぽい大臣が不器用な子供想いって感じが出てたり、
ユキネが積極的に動き出しそうだったり。


アニメ的な面白さ(お色気だったり主人公の強さ・アクションだったり)
を見せている裏できっちりと大きな意味でのストーリーも着々と進めていく様は
これぞアニメ、と思わざるをえない。


アクションもああいう「合気道」とか「見切り」みたいな方面は
やっぱりカッコいいし、コストパフォーマンスも良い。
キャラ作画も渡辺はじめさんのキャラデザがいいのかな?


前にグダさんに「カレイドスターのキャラのフォルムは追崎さんの仕事」みたいなこと言ったけど、
このアニメを見ていると、それは俺の間違いだったと認めるほかない。
OPのヒロインキャラの全裸を見るにつけ、
渡辺はじめの描く肉体美こそ、カレイドスターの原動力だったのかもしれない。