うみものがたりスゲェ〜空気系のための空気系ではなく〜


やっぱりというか、ここでARIAカレイドスターまでの技術が合体と、
そういうわけですか。
アクションシーンで音楽が穏やかなままなのはある意味画期的。
しかもあんだけドンパチやってねw


空気系のための空気系演出ではなく、作品の一部として取り込んでいるのが素晴らしい。
空気系のための空気系演出に終始しては、作品は小さくまとまってしまう。
その実例が某13話番外編だろう。



しかも、マリンの空中三回転半ひねりなのはカレイド度も高い
(書いてて、ガンダムWというセンもあるか、とも思った。湊屋夢吉的に考えて。)


紅優という演出家視点で見れば、深海伝説MEREMANOIDのリベンジ?w
夏音の独り言的な世界感は紅優の転機となった「LOVELESS」を彷彿とさせる。
全体の出来としては1話のサトジュンには劣るんだけれども、
本当に夏音のモノローグの巧さは紅優が一枚上。


サトジュンはマリン担当、紅優夏音担当、という風に進んでいくのかもしれない。
サトジュンはARIAという修行を経て
「赤(ピンク)髪の元気っ娘」の呪縛から開放されたのかな。


わぴこ
沢野口 沙絵
どれみ
あひる
ファイン
そら


髪の毛の色こそ違うが、月野うさぎもわかりやすくこの系統。
そこからの脱却はまさにサトジュンの修行でしょうね
だって、どうみてもサトジュンはそういう女の子が好きだと思えないからw


2話は文字演出少な目でした。
サトジュンが1話で「真似しやすい、汎用的で効率の良い演出」を示すのは
昔からの十八番なので、
あの「揺れる文字」はこの先多用されると思います。
あのフォントも絶妙だよなぁ。


作画については、さすが宏紀、さすがねこぬいと言った感じ。
アバンのところは奥野さんあたりかな。
青山まさのりさんもいたけど、元々特徴わからないので、判別不能


プリンセスチュチュカレイドスターの様な、
「安心して見れるアニメの先のアニメ」をこの「うみものがたり」でも期待したいですね。