私たちの探求するものは

とどのつまり、「アニメの面白さとはなんぞや」ということである。
アニメの面白さとは一体なんなのか。
主観的にも客観的にも答えはない。


客観ということを猫の人が主張していたが、
そこも悩みの種。
より客観的なデータであろう視聴率や売上と言ったものは
どこまで信頼出来るのか。


ガンダムSEED問題と個人的に言っているが、
もし客観的に判断するならば、
ガンダムSEEDは00年代最高のTVアニメだったという主張を
俺はまったく否定出来ない。
主観的には否定出来るが、客観的には出来ない。


この問題が解決されない限り、
俺の中では主観と客観の問題はどうにもならないので、触れないことにしている。


仮に主観を限ったとしても、いまだに「アニメの面白さ」を究明できない。
「困難は分割せよ」とは中国のことわざだが、これを以てアニメの面白さを解明出来ないかと
考えた。


つまり、作画の面白さ・演出の面白さ・脚本の面白さ・撮影の面白さ(ry
などに分割し、それぞれの面白い要素を分析する。
さまざまな要素が絡み合ってるから解明出来ないので、
一つ一つの要素なら何とかならないか、という事だ。


実はこの考え方も「こいこい7問題」という問題があって、
必ずしも正しくは無い。
アニメ要素の「合成の誤謬」とでも言おうか。


ただ、各部分の面白さがアニメの面白さと無関係とは言い難い、と思う。
なので、とりあえずは要素分解する秘術を身に付けることを目指すしかない。
というお話。