ちゅーぶら〜日色如夏の帰還〜


日色如夏という演出家をご存知だろうか。
かつて「ゲンジ通信あげだま」などで桜井弘明・酒井伸次らと
そのテンションの高いギャグ演出で競った演出家だ。


ぎゃろっぷ作品のほか、
NHKでやってた「はりもぐハーリー」や
D4プリンセスなどでも素晴らしいギャグ作品を残している。


しかし、ここ最近は「ひいろゆきな」と名を変えて、
女性向けの作品ばかりやっていて、
そのテンションの高さを披露することはあまりなかった。
(「かんなぎ」の本田透脚本回のコンテ・演出はもっと評価されてもいいと思うが)


そういう意味で、「ちゅーぶら」は
久々にハイテンション演出家「日色如夏」が帰ってきたかのような印象だ。
とにかく歯切れがいい!
ストーリー的にはいかにも歯切れが悪くなりそうな
えげつない部分も見受けられるが、
それをものともしない、テンポ重視の姿勢


ちょっと前までは「空気系」とか言って歯切れの悪い作品も多かったが、
前期の「にゃんこい」、その前の「GA」等と合わせて、
またハイテンションギャグの時代が戻ってきつつあるのかもな、
とそんなことを考えた。


そんなわけで、、「ちゅーぶら」面白いです。