「ミルキィホームズ」の感想と見せ掛けて、おるちゅばんエビちゅの感想
「おるちゅばんエビちゅ」というアニメがある。
「ミルキィホームズ」の森脇監督の初シリーズ監督作品だ。
企画になぜか「庵野秀明」の名前があったりするが、そこは御愛嬌。
制作はグループタック。
各話スタッフには、ミルキィでもお馴染みの
「池端隆史」「湖山禎崇」も参加している。
森脇真琴の(狂ってる路線の)原点とも言うべき作品だ。
もうね、とにかく、このアニメは狂ってる。
作ってる連中が。
まずね、1話(A・B合わせて)に6〜10回くらいセックス(アナルセックスを含む)します。
こんな感じで
というか、このアニメの話の6割くらいは同じプロットです
えびちゅ(三石琴乃・ハムスター)が余計なことを言って彼氏(関智一)の浮気が発覚
↓
ごちゅじんさま(火野レイ・飼い主)と彼氏が喧嘩
↓
仲直りのセックス
+
どこかでえびちゅが凹される
こんな感じで
+
えびちゅが「まんこ」を連呼
基本的にはこれです。
他にも同じネタが繰り返し出てきます。
例えば、アナルセックスしてたら必ずえびちゅが「そこは違う穴でちゅ」って言って
セックスの邪魔をします。
良く出てくるなぞなぞでこんなのもあります。
「いつもしっとり、周りに毛が生えてて、上が『ま』で下に『こ』がつくものなーんだ」
もちろん、答えは「まんこ」です。
「まなこ」とかヌルイ事言ってると
三石琴乃に「ちがいまちゅ、まんこでちゅ!」と窘められます。
ああ、あとは「えびちゅメン」ていうシリーズ内の外伝もあって、
えびちゅメンが性の悩みを解決してくれます。
例えばこの
オナニーでイケなくて困っている女性も
えびちゅメンが助けてくれます。
「いわゆるまんこにモノを入れりゃ良いって事じゃないでちゅ!
チンコを入れるまでのストーリー!それがオナニーと言っても過言ではありません!」
うむ、さすがは三石さんえびちゅメン、見事なオナニー指南だ。
エロマンガ評論家のヘドバンさん(http://alwaysthrashed.blog70.fc2.com/)
の「エロマンガにはストーリーがあるんだ!」っていうのに通じるものがありますね。
まあ、正直言って、全話見ると何かを超越した気持ちになれます。
中盤のグダグダっぷりとか半端ないです。
「どうせ奇を衒ってるだけなんだろ?」とか甘いです。
やることは一つしかないんですよ。
本当に狂ってる構成というのはこういう事を言うんだなっていう。
奇を衒ってたらもっと色んなことやってるでしょうからね。
そのうち、三石琴乃がまんこまんこ言ってても何も感じなくなります。
なんか「こえがおしごと」とかいうアニメを、
事もあろうに「えびちゅ」の後に見てしまったんですが、
いやぁ、「なんでまんこくらいで恥ずかしがってるの?」
とかそんな感じで見てしまった。
いや、あのアニメも面白いだけどね、「ソラカケ」の続編だし。
「宇宙をかける少女には向いてなかった、向いてるのはエロゲ声優だった」
っていう話でしょ?
さすがだよね。
話が脱線してきたし、こんなところで