ゴシック8話
やっぱり、京田知己さんの各話絵コンテは絶品だなぁ
京田さんの得意技というのは、
基本的にはFIXロングで画面を作っておいて、
ここぞというところで
「顔で演技させる」
その構成力だ。
顔で演技されるというと劇デジモン1作目の時に細田守が磯光雄に
「佐藤順一といい東映の演出家は顔で演技させるのが好きだな」
というようなことを言われたとか。
ここに山内重保監督を並べていいかも。
セーラームーン〜エヴァ・ウテナ
というラインで培われていった、
演出法。
京田さんはエヴァ好きということもあるし、
その中でもやはり当時のエヴァに近いような演出を好んでいる。
おそらくその最たる例が京田さんの代表的コンテ作品の
「ラーゼフォン・19話」ブルーフレンドであろう
(ブルーフレンドに関しては演出作監の入江さんに依るところも大きい)
ゴシック8話でもやっぱり燃える橋のシーンのからの一連の魅せ方は抜群。
京田さんには是非、ゴシックで定期的にコンテを切ってほしいなぁ