神様ゾンダー〜ベルばらVS美肌一族 最後の戦い〜
いやぁ
神様ドォルズ、いいですねぇｗ
岸監督がエンジェルビーツを経験を振るに活用してるところとか、
PV見てザクだと思ったら
ゾンダーデザインのやまむらはじめさんが原作だったのか、とか。
それゾンダーだね、間違いないよ
ゾンダー許せない〜
ガガガ、ガガガガ(ry
でも一番のびっくりはやっぱり、
本橋秀之さんの作監ってことでしょう。
本橋さんといえば、
ミスター美麗作画
ミスター腐女子殺し
もっともバレンタインチョコをファンからもらったアニメーター
女性アニメファンというのは本橋さんがその道を切り開いたと言って過言ではない！
荒木プロ時代のベルサイユのばら
ゴッドマーズの圧倒的な活躍
原作者を感涙させた不思議遊戯
そしてヒカルの碁と
こと「美麗」ということに掛けては
師匠の荒木伸吾と双璧をなす存在である。
昨今も「桜蘭高校ホスト部」の作監回でその実力を遺憾なく発揮していたが、
この神様も素晴らしい仕事ぶりである。
本橋＋サンデー（神様はGXだけど）といえばという感じ
このガンバリストっぷり！
さすがは本橋さんだ
Aパートに関しては本橋の作画はもちろん、
「ノイタミナ枠」でやりそうな大学生の飲み会っぷりもよかった。
ああいうのはラノベ原作だとなかなか出てこない。
ラノベがどうしてもティーン向けであるという足かせがあるのに比べて
漫画はもう少し自由だよね、というのを感じる。
あと、本橋さんってことで言えば、
大貫健一さんにしても平井久司さんにしても、
「腐女子好み」のラインっていうのは
本橋さんの作ったもののレールの上に乗ってるのかもなぁって
ことも思ったり。
神様ドォルズが腐女子人気が出るかはわからないけれども、
ゴッドマーズがあって、ドラグナーがあって、ガンダムSEEDがあって
神様ドォルズの本橋さんに戻ってくる
っていうラインというの凄く感じた
そういう意味では、
例えば、神様ドォルズの絵に高校編以降の「メジャー」を感じた人もいると思うし
あるいはは「ゼーガペイン」を思い浮かべた人をいるかもしれない。
どちらにせよ、現在萌えオタ・エロゲオタに「新しい」
といわれているキャラクターデザインとはまったく正反対のキャラクターデザインというのが
新鮮でかつ、俺なんかにはしっくりくる。
しかも、Bパートではガラっと変わって、
ライトノベルやエロゲの原作アニメでありがちな話をやっているというのも面白い。
ここらへんはエンジェルビーツでの経験が生きていると感じるところだが、
その絵コンテを、エンジェルビーツで仲間にした
平井”バスカッシュ助監督”義通さんに担当させるというのも巧い。
スタッフでワークでいえば、
岸監督と親密な「チームティルドーン」が今回も参加
キャラデザも同チームの森田さんが担当するが、
そこにアニメーションキャラクターデザイン的に本橋さんが絡んでいくと思われ期待は高まる。
そして1話のBパート作監には東美帆さんの名前が。
プリキュアンには非常に有名な東さんだが、
途中でプリキュアシリーズを抜けて
「美肌一族」のキャラクターデザイナーをしていた。
さすがに、
この時代にこのキャラクターでやろうというだけはある。
荒木プロ出身でベルばら参加者の本橋さんと
ベルばらパロで濃い絵柄を披露した東美帆さん
この二人に1話の作監を半パートずつやらせるというところの
このアニメへの本気さが伺える。
OPの原画が後藤圭二さんなのも、やはりポイントが高い。
後藤さんの原画に本橋はほとんど修正を入れてなんじゃないかな。
「圧倒的なデッサン力でねじ伏せるアニメーター」という
評にまったくもって偽りなし。
