今期の簡単なまとめ


◎ツートップ
キルミーベイベー
「日常」や「らきすた」などと比較されやすいが、
このアニメは往年の桜井弘明監督を思わせるような、
少ないカット割でおしていく演出手法と、
画的なチープから生まれる自由さが魅力。
桜井弘明があえて「ダバ絵」を使用したのと同様に、
あえて画をチープにすることで、
作品の幅を広げている。
その点で、やはり「らきすた」も「日常」も、「作画のよさ」が完全に足を引っ張っていた。


今期もっとも
「作品に引き込む力」が非常に強いと感じた作品だった。



・妖弧×僕SS
またの名を
「白執事×黒ゴシック」


ゴシックちゃんことヴィクトリアが「獣」で
黒執事ことセバスチャンが「悪魔」だったのに対して、
役割が逆になっているのもこれ見よがし。
獣の執事に悪魔(=鬼)のお嬢様か


演出のユーモアもさすがさすが。
食堂の奥の謎の親子や一反木綿などのコメディリリーフの使い方は鉄板。
これに各話絵コンテであの加藤敏幸さんが来るというのだから期待せずにはいられない


○2012冬のSF四天王
中足絶唱戦姫絶唱シンフォギア
二話が思ったよりもクールに仕上がっていてビックリ。
これ、1話のときに思ったよりもまともに作ってるかも?


2話はコンテ演出メンツも
コンテ:しゅごキャラ監督
演出:ジュエルペット無印監督
演出補:ケロロキャラデザ
と並びが美しい。


このスタッフを率いて、
自称「内面が非常に極悪」な伊藤監督が
このアニメをどう仕上げてくるか、というのが
俺の中の見所かな。


輪廻のラグランジェ
「万能感溢れる主人公」は00年代に持て囃されたが、
それが「女の子」となると割と珍しい感じ。
話がポジティブなのも○。


2話はAHOBOYの人が演出処理ということもあって作画的な見所もあり。

ここらへんの原画は噂の「クガイメン」さんかな?
サンプルが少ないのであんまり自信はないけど。


あと、あの細目の人が悪い人っぽいけど、
佐藤竜雄監督ということを考慮すると、
そうも決め付けられないかも。
ムリョウにしろイサミにしろ、
そういう「分かりやすい悪者」を作らない人だしね。


・もーれつ宇宙海賊
佐藤竜雄作品その2にして、サテライト作品その2。
アニメーションプロデューサーもシンフォギアと同じ金子P。
こちらも「悪者」がいなそうなところが、
佐藤竜雄さんらしい感じ。


なんか主人公の母親が「うのまことキャラ」風味で、
脚本ローテに、あの「ドラゴノーツ」の原案の人が居るのは一抹の不安を感じさせるが、
ストレスを気にせず見れそうなところはサラリーマンとしてはありがたい。


アクエリオンEVOL
なんかインフィニットストラトスっぽいんだよなぁ、女の子キャラが。
岡田マリさんと河森監督という食い合わせ的に、
「後でまとめてみるアニメ」かな、俺にとっては。


○その他
ミルキィはなぁ・・・
これについてはまた別の機会になんか書くかも