(エイプリルフール)『ひだまりスケッチ』の問題点 カラー原稿のモノクロ化問題 他作家の例


※この記事はエイプリルフールネタとして、karimikarimiさんと交換アップしたものです。
なので、以下の記事はkarimiさんの記事で、karimiさんのところのが俺の記事なります。
みなさん、わかりましたか?





もうね、『雑誌掲載時はカラーでした』ってネタ見るの嫌だ。我儘かもしれんけど、作者の表現したいことを切り捨てるってな勿体無さすぎる。


Twitter / @FlowerThief

ひだまりスケッチのページは1/5ぐらいはカラーだから単行本すごい微妙なのよね。所有欲が満たされない。きららキャラット購入してた理由の動機の一つで、スクラップにしてたり。


Twitter / @wakarahenn



私は『ひだまりスケッチ』が大好きです。上の写真であるように、単行本も全て持っていますし、きららキャラットの購読もほとんど『ひだまりスケッチ』の為と言っても過言ではありません。そんな、私ですが、『ひだまりスケッチ』に対して大きな不満があります。それが、雑誌掲載字はカラー原稿だったものが単行本ではモノクロ化している、ということです。

不満1:『GA 芸術科アートデザインクラス』は全部カラーのまま





その点、きゆづきさとこさん『GA 芸術科アートデザインクラス』は凄いよなー。ちゃんとカラー再現してお値段そのままなんだもの。『この本高いよ』の通り、元々KRコミックスは値段高いけども。


Twitter / @FlowerThief



・同じ掲載雑誌
・同じ値段(1冊あたり819円+税金)
・『GA 芸術科アートデザインクラス』はカラー原稿がそのままカラーで掲載
・『ひだまりスケッチ』はカラー原稿がモノクロで掲載


きゆづきさとこ先生の『GA 芸術科アートデザインクラス』は『ひだまりスケッチ』と同じきららキャラット連載の漫画です。同じ条件、同じ値段なのに、上記のように、単行本ではカラー原稿がそのままカラーで掲載しているのです! 出来るんじゃん! カラー原稿で! じゃあ、しましょうよ! って不満になるのはいたしかたないと思うんですよ。

不満2:表現の不一致


そういえば、ゆのっちと宮子の髪の毛の描き方がカラー原稿と白黒原稿の時で大分違いますよね。カラーの時はどちらもアニメみたいにザックリとハイライトを入れて描いています。それに対して白黒原稿の時は、ゆのっちは毛足にトーンをはってハイライトを入れていません。宮子は影をトーンで入れてこちらもハイライトを入れていません。ちなみに私としては、白黒原稿の時の毛足にトーンを張った髪のゆのっちの方がかわいいと思います。


ひだまりスケッチの吹き出しのグラデーション あとゆのの髪について



・カラー原稿:グラデーション
・雑誌カラー原稿→単行本モノクロ原稿:グラデーション
・雑誌モノクロ原稿→単行本モノクロ原稿:トーン


ひだまりスケッチ』は、上記のように、キャラクターの髪の表現がごっちゃごちゃになってしまっているんですよね。せめて、カラーをカラーのまま載せていれば、不自然に感じないと思うんですよ……。



参考:カラー原稿に対する作家の対策


河合克敏さんはカラーページが単行本収録時にモノクロになった際、彩度が落ちたりすることを嫌って、予めカラー塗る前にモノクロ原稿をコピーしておくらしい。だから単行本は基本オールモノクロ。


Twitter / @FlowerThief

@FlowerThief 竹本泉先生は着色前の原稿を残しておいてコピーに塗ってるそうでw なので掲載時にカラーだった原稿が単行本時にトーン貼られたモノクロ原稿になりますw


Twitter / @R_Kobayashi



当然、上記のように、「カラーのモノクロ化」に対しては作家さんの方々も色々考えがあると思うんですよ。それで、竹本泉先生みたいに、掲載時にカラーだった原稿が単行本時にトーン貼られたモノクロ原稿になったり。

むずび



私の言いたいことは、「単行本でもカラー原稿だったものは、カラー原稿で読みたいですうめ先生!」ってことでございます。