日本人の文化って本当に「空気を読む」なんだな
法華狼さんが俺が選んだ以外で10人コンテマンを上げていた
http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20090618/1245343796
選別自体は個人の好みなので色々言わないが、
「巧すぎない」というのは結局、巧くないんだと思う。
確かに村田和也のコンテはソツがない。
浮かない。シリーズの空気を読んでる。
でもそんだけ。
結果が電脳コイルのつまらなさだ。
笹木信作と村田和也というジブリ帝国出身の「空気の読める」演出家の
ソツないコンテがあの作品を決定的につまらなくしている。
少なくとも俺は「空気を作れる」演出家が好きだ。
受身ではなく能動的に空気を作る。
そういう演出家が複数いるTVシリーズは
「少女革命ウテナ」のコンテマン達が言うように、
演出家達の決闘場になる。
細田守が目立つのが悪いのではない。
細田守や佐藤順一が「目立たない」くらい、
レベルの高い演出家が多く必要なのだ。
低いレベルの中で目立たない事が「巧さ」なら
そんな巧さには興味ない。
京アニの弱さは「作画の窮屈さ」ではなく、「空気の作れる」演出家の不在だ。
真下「2クール目は俺の好きにやらせてもらう」
と言わんばかりのファントム11話・12話の真下っぷりにビックリ。
エレンという「黒田方程式」の見本が居なくなり、
音楽もいつのまにやら様変わりw
なんか組織のボスも妙な感じだし、これは期待出来そうですな
山内重保
アニスタのキャシャーン記事が完結してた。
http://www.style.fm/as/13_special/mini_interview/casshern_sins5.shtml
どれみ49話って実際異色というか、少なくともサトジュンの提示した「空気」とは違うものなんだよね。
でも、どれみの場合はそれがよかった。
はっきり言って、どれみ無印の泣かせ方は飽きる
3クール目終わったくらいで、さすがに「またこの泣かせのパターンか」って結構なる。
ところが、39話で来るんだよね、山内重保が。
この39話と49話で明らかにそれまでのどれみと違ったものを見せてくれる、その新鮮さ。
しかも#ではその山内重保をSDに迎えるというあたりも凄い。
まさに作品の広がりだと思う。
キャシャーンについては、みんな語ってるだろうし今は特にいう事はないかな。
5年か10年くらいしたら見直したい作品の一つ。
今、どれみを見直してるようにね。
実際、凄すぎて今は冷静に語れないだろうし、
GENJIと違って注目度も高いしね。