TV版クラナドについて

作品としては、あれでよかったの?
という感じだが、
「若手育成」理論から言えば、クラナドアフターというのは良い作品だった


あれだけ注目度の高い作品で京アニの若いアニメーター達が
2クールもの実戦経験をつめたというのはアニメ界的には大きい事だろう


京アニの抱える「木上益治病」がかなり浄化されたというのも重要だ


木上益治の作画は確かにカッコいいし快感がある。
しかし、彼の「ツメ(=枚数が詰まっている部分)」の快感というのは
彼の天性のもので真似できるものではない。
その模倣(の失敗)の結果が巷で言われている「京アニ作画」であろう


だがクラナドアフターではその束縛から大分解き放たれていた
「抜き(=枚数が抜かれた部分)」の部分の快感も取り入れたものが
かなり多く、他にも色々と「球種」を研究していた


だからこそ、今後はもっと京アニはその門戸を広げて欲しい
「出会い」が人を育てると、本気思っているのならば


新撰組は開国した明治政府の警察に吸収されるのが、歴史の必然であろう
オーなんとかの連中はいつまでも五稜郭に篭ってれば良いのだ