超能力とは演出である

karimiさんの
http://d.hatena.ne.jp/karimikarimi/20090513/1242161541#c
から、
http://blog.livedoor.jp/inoken_the_world/archives/51594675.html
とか
http://www.melma.com/backnumber_39146_1441791/
とかを辿ってみた


この場合は麻雀ですが、基本的に「超能力」というのは演出・誇張だと考えています。


例えば麻雀超能力の透視。
木原プロという日本プロ麻雀協会Aリーグ(一番上)に居る方の
雀荘でメンバーをやってた友達曰く
「あの人には牌が透けてるみたい」との事です。


勿論、木原プロに牌が透けてみえるわけではありませんし、
彼の手順はネット麻雀で見ることが出来ます。
決して超能力ではない。


でもその現実を誇張すると超能力(透視)という演出になります。
なんか「影が薄い」という能力(ステルスモモ)とか言うのも話題になってますが、
まあ、実際にフリーで打ってても印象の薄い人っていますしね。
現実にはそういう人の捨て牌を見落とすのは、見落とす方が悪いんですけどね。


そんなわけで、karimiさんの言うとおり、咲はキャプテン翼とかキン肉マンとかテニプリ的な漫画・アニメとして
成立しているし、演出としての超能力の使い方も悪くない。


でも、それと「スラムダンク」的なリアリティ(完全にリアルというわけではないが、超能力までは行かない)
の魅力は別物、という事を言っておきたい。
つまり、麻雀(あるいはスポーツ)漫画は『超能力』という演出を使いすぎていて、
そういうのには飽き飽きしているのだ。


なので、「スラムダンク」的な麻雀漫画として「オバカミーコ」のアニメ化を強く望みます。
実写よりも、アニメ向きだと思うんだけどなぁ。
ノローグとか回想とか解説の入れやすさを考えれば。