かなめも〜デジキャラットVSデジキャラット

今期アニメで見きれてないのをこの連休で消化するべく視聴。


「百合とは友情である」というポリシーとしてはギリギリ感が漂っていたので
後回しにしていた「かなめも


良くも悪くも、「ギャラクシーエンジェル」をカオス化した男
高柳滋仁監督作品という感じ。


桜井弘明が「デジキャラット」で監督デビューしたのは有名だが、
この高柳滋仁も監督デビューはデジキャラット
それで今期4コマ原作のアニメ監督をやってるんだから、
面白いものだ。


桜井弘明のは次から次へと気持ちよく流れていくのに対して
高柳滋仁のは引っかかりをあえて作って、ガックンガックンしてる感じw


高柳滋仁特有の躁鬱っぽいテンポは「かなめも」でも健在。
簡単に「あ〜楽しかった」って感じにしてくれない。
「あれ?」って気分にさせてくれる。


多分、構成とカット割りに、この「気持ち悪さ」秘密が隠されているんだと思う。
レイアウトと違って、カット割ってブログだと説明しずらいのが難点だなぁ
理論よりも感覚重視のところがあるし。


00年代前半を風靡したブロッコリー系出身の監督が
今期どう受け止められるのか、見物である。