放浪息子について


姉持ちの男って隙がないか隙だらけかどっちなのよね、経験的に


それにしても重い、どれもこれもが
まるでダンプカーのようだ、岡田麿里は。


そんなわけで、「あおきえい」でお馴染みのあおきえいの新作。
これまたすげえ面白いな
演劇的だがジワリジワリと責めてくるこの感じ。


というか、今期どんだけ岡田シリーズ構成なんだよw


ヴィクトリア・ブリュネ・そして放浪息子の高槻よしのと
さすがに連続で見ると「これが岡田麿里か!」って感じがしてきて面白い。
シムーンに帰着するっていうのは置いておいても、ね


こういうドロっとした感じの話って最近あんまりなかったからなぁ
黒田洋介スクライドやったあたりから。
俺は無限のリヴァイアスってあんまり好みではないのだけど、
ああいう作品ももっとあっても良いとは思う。


いやしかし、それにしても、
それにしても作りモノ臭が凄いなw
それこそこのアニメって、
プリンセス・プリンセス」くらい非現実だと思うんだが、
「非現実的ですが何か?作りモノですが何か?アニメですが何か?」
っていう開き直りっぷりが気持ちいい。
谷口だと何か
「これは視聴者の興味の持続性を考えれば云々」
って能書き垂れそうなところを
「アニメなんだから作りモノなのは当たり前だろ?」
って感じ強気で来るのが良いよ。


それにしても岡田麿里三連続は消耗する。
天下一品とラーメン二郎なんでんかんでんをハシゴしたような重さだ。
なんか軽くてすっきりするものが欲しい感じ