トライダーG７おもしれぇ！ - まっつねのアニメとか作画とか

やっぱトライダーG７面白いなぁ
いろんな意味で「勇者シリーズ」の原点になっている。

主人公は小学生で社長。
悪のロボットを倒すのもあくまで仕事のうち。
働かなきゃガス代も払えなきゃ、社員に給料も出せない。
シビアだよねぇ

だから主人公のワッ太の心動かすのは
「平和を守ろう」とか「正義」とか、そういうのじゃなくて、
専務に子供がいっぱいいて、
生活が大変だから、好きな女の子のパーティをほっぽっても
一仕事して稼いでやろうとか、
そういう男気

あとは、かの有名な「白線の外までお下がりください」のアナウンスとか。
でもこのアナウンスは8話からなので、
最初はなかったり

佐々門さんのキャラがまた良くて。
下町の雰囲気を感じさせるようなキャラたちがまた素晴らしい

しかも、佐々門さんの描く女性キャラが結構美人！ｗ
いやマジで
一話の郁絵とか、なかなか。
佐々門さん、こういう少女マンガ的なキャラ巧いんだなぁ

でも作画的にはやっぱりネオメディア回

おそらく森山ゆうじさんだと思うんだけど、
金田系の作画をやってるんだけど
終盤になってくると、それすら超えて
後の田村英樹さん、あるいは伊藤浩二さんを思わせるような
濃い「ワカメ影」とものすごいパースの作画が出てくるのだ。

田村英樹さんもネオメディア出身だけど、
この頃はまだいないはず。

でも33話のクイーン・アテナスとか「ひょっとして田村英樹さんはこのころいたの？」
って思っちゃうくらいの
濃い作画が見れる。
ここは森山さんの作画らしい。

エフェクトもかっこいいのが多いし、
70年代と80年代の金田系をつなぐ一つの作品として
そういう作画が好きな人は、是非G7のネオメディア回は
見てみてください