戦国コレクションは「脚本家版迷い猫オーバーラン」なのか?


戦国コレクションの衝撃はなんと言っても、1話の「脚本:雑破業」であった。
雑破業さんはアニメ脚本家一本で活動している人ではないということもあり、
アニメ作品への参加は基本的に「シリーズ構成+全話脚本」だ。


つまり、他人を自分のフィールドにも入れないし、
他人のフィールドに入ることもない。


そんな彼が、1話の脚本を担当している。
つまり、ここで
「このアニメはシリーズ構成の表記がないが、雑破業さんが構成・全話脚本をやるんだな」
と思ったわけである。


ところが、2話を観てみるとどうだ。
予想はまったく外れ、意外な人物が脚本を担当している。
待田堂子さんだ。


武将の萌え化アニメで
恋姫無双」の雑破業さんの後に「戦国乙女」の待田堂子さんをもってくるという思想。
しかも、直前に「THE IDOLM@STER」のシリーズ構成をやっていた待田さんに
アイドルモノをやらせるという所業。


これは完全に狙ってやってますね。
各話脚本家の手綱を握るシリーズ構成を敢えて置かずに
脚本家の個性を120%引き出そうという企画


これまでブレインズベースと関わりの薄い脚本家2人をいきなりもってきたところも、
「サトジュン」や「大地丙太郎」を呼んだ迷い猫オーバーラン的だ。
いや、ブレインズベース後藤圭二監督的には「ギガンティックフォーミュラーのメカデザ」といった方が良いかもしれない


これはこの後誰が来るかわかったものじゃない。


もちろん、ブレインズベース後藤圭二監督と関わりの深く、
脚本家として灰汁の強い、ギミックの人やフラワー先生やオルフェの人あたりが参戦してくることも十分に考えられる。
ラノベ作家の「新井輝」さんは各話脚本参加を表明してましたが、
それを新井さんの友人の上江洲誠さんがリツイートしてたのも気になるところ。
上江洲誠さんは今期来期と忙しそうだから、そうそう参加するとも思えないけど…ワンチャンある?



とそんな感じで、「脚本家リレー」が期待できそうなので、
戦国コレクション」はチェックしていきます。