戦国コレクション3話〜輪るピングドラム 時籠ゆり番外編〜


謙信さま、完全に時籠ゆりやん
もしも、理想の百合パートナーがいたらって感じでしょうか。


ダメ男の石田彰と悪女の桃果から開放されて、
中原麻衣演じる愛の化身と幸せにって感じ。


中原麻衣に「羽根」が生えるのも
南極の犬のように二人別世界に取り残されるのも、
ピングドラムを思い出させる。


まわり回って、ウテナの残滓と「麻衣」HIMEが出会ったのも
個人的にはポイントが高い。


美術は相変わらずめちゃくちゃかっこいいし。
この橋とか

すげぇウテナを感じた

(劇ウテナのワンカット)


輪るピングドラム」の時の狂った色彩設計
今回のストーリーの要である
「色」と絶妙にマッチしているのも、見逃せない




(参考のピングドラム)


さらに、このカットにもある「上杉家の家紋」フィルター!

(上杉の家紋)


これが、あたかも、ウテナの薔薇のごとく画面を演出する


同ポのカットでも、家紋を変えることで、
印象を変えている。


もっとも、

こういう意図不明な家紋もあるがw
これはサブリミナル効果を狙ったんだろうか?


雑破業さんの脚本も映え渡ってますね。
というか、この世界観・ヴィジュアルと雑破さんのセンスがすげぇ合致してる。
うん、面白いよこれ



追伸  OPとEDにいる螺旋王の娘は何者なんだろう。
そういえば、OPのラストカットが何となくテッペリンっぽいような



塚原卜全の「らきすた」っぽさってのもあるが、
塚原卜全回には待田堂子さんがくるとして、
螺旋王の娘の回には誰が来るんだ?