なんだ・・・これは・・・れでぃ×ばと!・・・圧倒的


何これ、れでぃ×ばと!9話、やばすぎるだろ。
ちゅーぶら9話がぶっとぶくらい凄い。


なんといってもレイアウト
アバンのおっぱいもびっくりしたが、

OPいきなり、このカットからしてレイアウトが決まっている。
明らかに、右下にタイトルが入ることまで計算されている。



これなんかも、テレビの位置が非常に作為的。
視覚誘導だけでなく「お金持ちのお嬢様」らしい
部屋という点もポイントが高い


フィックスでの描き込みレイアウトだけでなく


こういう、アオリでバーンと見せるトリッキーなカットもあり




これなんかは、ちょっと上坪さんぽいですね。
上坪さんならこんなにアオらないとは思いますが



このモブは頑張りすぎてちょっと笑ってしまったw




このガラスに反射させて覗くという演出は見事ですね。
つまり、「覗く対象」と「覗いている人」の両方を画面にのせることが出来る。
さらにストーリーとの噛み合いもいいし、
トリッキーさもある。


アオリだけでなく

この俯瞰のカットも見事。
これ、手前と奥で圧縮率変えてますね。
多分、レンズ効果だけでは説明出来ないでしょう。
でも見ていて違和感がない。



ドーナッツがセックス?する謎映画w
ちゃんとドーナッツもアオってるのが無駄にかっこいいですw
というか声が釘宮なのも素晴らしい無駄使いw




ここらへんが作画良い。



これなんかはいわゆる「フレーム内フレーム」なんですが、
それを逆から撮ってる感じが見事。
つまり、黒澤の「用心棒」などで見られる場合「フレーム内フレーム」は
「覗く者」の視点に立つを意味していますが、
ここではさらに、
「覗く者をさらに覗く視聴者」という表現になっている。



このレイアウトとかもう発狂レベルでしょうw
後ろに鏡まであるとか、もうねw



みんな大好きメタ演出。
川澄の歌唱力についてはノーコメントで。


そしてラストは伝統の

坂と夕日とセミ
背景の雲が

小林七郎に匹敵するくらい良い


ここの



このカットの切り返しは前話の



に対応した、わかりやすい「上下関係」なんですが、
今回はそれを逆手にとって、


主人公が「あの頃の俺はお前のお嫁さんになりたかった」
というところで


「主人公が坂の上」側に立つ
そして駄目押しのヒロインの

この表情と。


絵コンテは森かい
演出処理は黒田幸生
作監は世良悠子
という布陣


世良さんとか黒田さんとかは元々要チェックな人達だが、
コンテマンの森かいはもうちょっとチェックする必要がありそうだなぁ
今回のレイアウトの良さが世良に依るところが大きいとしてもね。