今期はガールフレンド(仮)で決まり
今期は豪華なクールだ。
それはわかってるけど、いまいちワクワクしないので、
Dアニメストア三昧の日々
でもこれだけは見ようとなった作品がある。
それがガールフレンド(仮)だ。
完全に油断してましたね。
森田さんは無口。の林監督ということで見てみたんですが
俺好みの「圧縮率」と「わかりやすいレイアウト」を兼ね備えた
素晴らしいアニメだった。
とにかくカット繋ぎが秀逸。
OP明けか2分弱で新体操をやっているという
このテンポ感。
この一連のカット繋ぎのストレスの無さ!
その後の、
チャイム→教室という繋ぎも
本来あるはずの「着替え」というシーンをさらっと飛ばしている。
モタモタしたアニメだとここで、
「急がなくちゃ」とか言いながら着替えるシーンが入りそうなものだが、
着替えはもう最初に3カットも使って見せているので要らないわけです。
レイアウトでいうと、
ここが好きで
こういう、「レイアウトシステムしてます」って感じのレイアウトに
弱いんだよなぁ。
この左側の掲示板に張られたプリントにキュンキュン来てしまう。
校内ラジオも、ウテナファン的にはぐっとくる要素で
校内ラジオのメタ性というか、
「キャラクターも視聴者も、キャラクターの声をBGMとして聞いている」
という独特の感覚が好きなんだよね。
ある意味では、実存感ともいえるかもしれない。
そして、ラストのこのカット
背景の省略具合がかっこよすぎ!
こういう写実的すぎないのが好きなんだよね。
というわけで、
森田さんという究極の日常アニメを作った林監督。
1話を見る限りでは、その実力は本物。
今期はこれに決めた!