2013-01-01から1年間の記事一覧
ウテナの時に各話演出だった方々が監督になって久しい。 ●ブラザーズコンフリクト 幾原監督の「輪るピングドラム」の流れを受け継ぐ、 ブレインズベース・常葉みどり班 率いるは、橋本カツヨと並び「少女革命ウテナ」で最多絵コンテ話数を誇った松本淳さん。…
いまさらだけど、これかなり気になるね! なんか ここらへんは凄く、大隅さんの絵を感じたんだよね。 「あれ?キャラデザ大隅さんだったっけ?」みたいな。 琴浦さん・リヴァイアさんと大隅さんのキャラデザに見慣れていてたしね。 レイアウトとかで大隅さん…
「俺たちに翼はない」以降、元受がなかったノーマッドですが、 ついに新作が! 帰宅部活動記録 これですわ。 今期はこれ。 ノーマッドが俺つばからここまで、ただグロス請けしてたと思うか? 違うんだ。 彼らは確実に吸収していた。 しろくまカフェの技術を…
久々の休日! 俺の今期はここからだ! というわけで見たんですよ、プリズムイリヤ これ、思ってた以上にプリティサミーですね というかですよ、考えてみれば、 奈須きのこって00年代の梶島正樹だなって思うわけです。 この二人の共通点として、 裏設定クロス…
アバンがないアニメの場合、 その作品にとって、OPは最初に見せる映像ということになる。 それは、その作品がどういう作品であるかとを示す 作品の顔であり、 その作品の「格」を示すものでもあり 非情に重要だ。 そのため、多くのアニメではOP用にスペシャ…
だ、というのが、審美眼に難ありの私の結論です。問題のカット↓ まず、注目してほしいのは、この電柱 電柱のポイントは 1、電柱はそれより後ろの背景と独立した動きをしている (=電柱の隠れる背景も全部描いてある) 2、電柱は拡大しながらフォローして…
あいうら11話。 これ! おっと間違えました。 いや、このカットも凄いんだけど、(恐らく小木曽さん) それよりも11話はこのカット! 動いてるんですよ、背景が! 最初、何が起こっているのかわかりませんでしたね。 背景が恐らく3段かそれ以上になっていて…
逆シャアなら行かねばなるまい、ということで行ってきました。 藤津さんは私とは違って、「作品そのもの」を最重要視した見方をするので、 それが私にとっては新しい発見というか、私の「作り手と作品の関係性」を重視した見方からは 出てこない考え方が多く…
人は毎日少なくとも、ちょっとした歌を聞き、いい詩を読み、素晴らしい絵を見、 そして出来るならば少しばかり筋の通ったことを喋るべきだ。 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ 昨日の記事のnekoraさんのブコメにインスパイアされて。 私も一応ビジネ…
おはぎさんの (アニメを厳しく見ること、厳しく評価することについて ) http://nextsociety.blog102.fc2.com/blog-entry-2186.htmlにインスパイアされて。 以前はアニメを厳しく見ること、厳しく評価する事が良い見方だと信じていました。 厳しく見れば、…
小木曽さんの脚がやっぱり超ヤバイ 5話は小木曽さんの一人原画だったわけだけど、 ファーストカットから度肝を抜かれた 小木曽さんの描く脚の何がヤバイって 膝から下の部分、つまりふくらはぎなんですよフトモモを頑張って描くというのは、 もうある程度み…
ストレンジャーさんが 「「砂場」なんかいらない - いつだって"本気"じゃないと気が済まない君へ」 http://d.hatena.ne.jp/tunderealrovski/20130425 という記事を書いていた。 その引用元が、たまごまごさんの 「「砂場」としてのアニメがある、日々の楽し…
同意、ウシロシンジは天才。 というわけでマジェプリ6話です。 ここまで面白かったわけですが、 6話をもって、「プロローグ終了」というところでしょう。 この構成観は、「ゼーガペイン」を思わせる。 ノーマッドグロス回としての参加ですが、 元永さんと…
ゆっくりと自分のペースで歩いていけばいい。 というわけで「あいうら」の2話。 相変わらず、「技」を使ってきます。 まずはこれ このジャンプカット。 最近だとジャンプカットを多用したものとして 「たまこまーけっと」10話があれと比較してみれば、 こ…
レッドデータガールが面白い。 レッドデータガールの原作はおいておいても、 アニメ版は宗田三兄弟の話に全霊をかけるのであれば、 それこそが私の理想だ。 少女革命ウテナの薫兄妹、スタードライバーのヨウ姉妹、 そしてピングドラムの高倉3兄弟。 双子や…
あるものに対して、それを知っていると、 それに対して付加価値を得たり、何十倍も有効活用できたりするものがある。 人はそれを「本質」とか「コツ」とか「ツボ」とか「カーメン」とか 言ったりする。 私は「ゆゆ式」の1話を見たとき、非常に落胆した。 こ…
毎年のことだけど、この時期は仕事が忙しくて、 記事を書くのが億劫になってしまう。 今期も色々と面白いからもうちょっと書きたいんだけど。 というわけで、「あいうら」 時間のない私にぴったりの優秀な5分アニメ なにが優秀って、あいうらは1本に少なくと…
ラブライブが終わって呆然としてましたが、 今期なんか結構面白い。 特に1話から画面分割を使ってきた これら三作品は非常に良い出来! マジェスティックプリンスは、変に大作志向にならずに、 元永監督らしい「B級っぽさ」を出してきたところが良い。 戦争…
ちょっと前に読んだ日経新聞の記事で、「革新的リーダーの条件」というものがあった。 77%の企業が「次世代のリーダーが確保できていない」と回答しているほどの、 「革新的リーダー」不足の中で、革新的リーダーの条件を提示していた。 これを見て、ラブ…
村木オマエにはラブライブが何に見える?(村木靖さんは関係ない) オレはおにいさまへ・・・に見える。 親友を失う危機に瀕した女の子はつい体育座りして暗い部屋でテレビを見ちゃうんだ。 わかるか、北久保?(北久保弘之さんは関係ない)
3月30日土曜日に ラブライブを語るユーストやります。 参加者は私とろくさんとtatsu2さんの三人。 ユーストはkarimiさんのところを借りる予定です。 最終回前ということで、これまでの分析と最終回の様々な可能性への模索 の話をするかな、という感じです。
前回の記事のコメント、そして以前の記事でも書いたが、 花田十輝の真髄は「幻想性」の表現、特に「愛の幻想性」だ。 それは中2病もソラカケも精霊会議もsolaもそうだった。 そして、ラブライブ12話の穂乃果にも「愛の幻想性」を見出すことが出来る。 それ…
「きっと、インベルは……ううん、iDOLでも人でも、好きな人と一緒になるって、そういうことじゃないよ。好きな人と一緒になるって、その人と同じになるんじゃない。きっと、違うところをお互いに見つけていくことなんだよ。だから、わかんないことも、キライ…
ラブライブは11話も相変わらず素晴らしかった。 そしてショックも大きかった。 まずは演出的な話。 やはり京極監督のコンテのセンスが抜群。 11話について言えば、「レイアウト」で表現している部分も多くて これまで以上に、言葉以外での表現にこだわってい…
ラブライブ10話。 これが"花田合宿メソッド"なんだよなぁ。そこで、 花田合宿メソッドの基本である、けいおん1期4話と比較してみよう。 1、仲間のうち誰かは別荘をもってるので、そこが合宿会場けいおんでは、便利まゆげの別荘 ラブライブでは 俺たちの真姫…
自分のことを優れているなんて思っている人間はほとんどいないってこと。 だから努力するのよ、みんな。 そうやって少しずつ成長して、成長した周りの人を見てまたがんばって。 ライバルみたいな関係なのかもね、友達って。 これを聞いて、 自己愛とか自己評…
ラブライブ9話を見て、驚いたのは都市論を持ち出してきたことだ。 ラブライブ9話を見て 「小説JUNE」の幾原邦彦さんと竹宮恵子さんの対談があって その中で、都市論が話題になっているのを思い出した。 幾原: 僕が先生のマンガで好きなのは、街の話を描い…
ラブライブ8話が凄く面白かったが、 平日はいろいろと忙しくて書く暇がなかった。 何が素晴らしいって、もうみんな言ってると思うけど この生徒会長のストップモーションによる振り向き! ですよ。 ああ、いたんだよ、俺の出崎を継ぐものが ストップモーシ…
インスパイア元はアルファベータさんの http://d.hatena.ne.jp/alphabate/20130224/1361685037 これ アルファベータさんはこれを寸止めと言ってるわけですが、 作画オタク的にはこれを寸止めと言ってしまうのは ちょっとアニメーターが可哀想かな、と思って…
ラブライブ7話のコンテはまたもや京極監督以外の演出家が現れた。 色々な要素がギュギュッと凝縮されながらも一本の糸が通っていた。 一言で表現するなら「扉の回」だった。 その前に6話の話を軽く 6話のコンテは古田丈司さん。 実は、同週の「キューティ…